深セン・湖南・上海・深センとグルグル回ってましたが、どこがいいかと聞かれると、迷わずに湖南です。
空気もきれいだし、辛いけど食べ物が美味しいし。街ものんびりしていて、長期で仕事するなら湖南がいいですね。
そんな湖南では休日ができたので長沙に観光?に行ってみました。
で、とにかく暑い。
バスで長沙駅前についたのが午後3時、一番暑い時間帯に炎天下をタクシー乗り場を探して歩きまわってしまった。ほとんど熱中症という感じで、自分がはく息も熱いような気がするし、陽に当たる腕はジリジリ焼けるように痛い。。。
初めての土地なので、白タクはちょっと遠慮して、やっと見つけたタクシー乗り場で30分も並んで正規のタクシーに乗りました。
初乗り6元。
今時、この値段じゃガソリン代も出ないんじゃないかと思うぐらい。
でも運転手も親切で、運転も荒っぽくなかった。
ホテルでしばし休憩して、夕方から動き始めました。
長沙で名物というと臭豆腐という印象があったので、調べてみると黒い臭豆腐を出す有名店があるらしく、探し回った。
一日目は結局わからずに、二日目の夜に遅い晩飯を食べようと繁華街の裏通りを歩いていたら発見。
実は泊まったホテルから近かった。。。
「火宮殿」という店、長沙市内に3店舗ありますが本店が歩いて10分ぐらいのところに有りました。
門が寺院かなにかという感じで、拝んでる人もいたり、観光客が記念写真とったりして。やっぱり、ずいぶん有名らしい。
ふつう、湖南料理のレストランだと一人で入るのはちょっと気がひけるのですが、とりあえず黒い臭豆腐だけは食べたいと入ってみることにしました。
で、入ってみたらなんか広東の飲茶の雰囲気で、ワゴンでいろんなもの持ってくるから選ぶのも楽だし、会計も火鍋屋みたいに伝票に自分で数を書いていく明朗会計。
一人で入ってもぜんぜん問題有りません。
それで、回ってきたワゴンからとったのがこれらの料理。
砂肝と香菜の炒めた辛ーいやつと、もち米のシュウマイみたいな点心、スイカの入った亀ゼリー。
目当ての臭豆腐は、出来たてが別に運ばれて来ます。
意外な発見は、10日間ほどの湖南料理攻めですっかり辛いのに慣れた舌にも無茶苦茶辛い炒め物を食べた後に、亀ゼリーを食べると口の中ものども辛いのがスーっと消えてしまうこと。
水やビールで流そうとしても消えませんが、亀ゼリーなら一口で信じられないぐらいあっさりと激辛が消えてしまう。
と、そんな発見をして驚いているところに、真打の臭豆腐がやってきました。
本場だからさぞかし臭いだろうと覚悟していましたが、意外なことに全くと言っていいぐらい臭くない。食べると、ほんのりとあの匂いが口の中で感じられるぐらいでした。
で味はというと、美味しいです。もっと頼めばよかったと思うぐらい。
この店、お客はひっきりなしで、スゴク混んでますが、夜遅くまでやってるし、また長沙に行ったら絶対食べに行こうと思います。