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2006年に廃刊になった「インターネットマガジン」という雑誌がありました。

Windows95が発売されて、インターネットブームが起きる直前の1994年に発売され、まだまだ環境が整っていなかった商用インターネット(こんな言葉もうないか?)にいろいろやりながら接続して向こう側(ちょっと前に流行りましたが)の世界を垣間見ようとしていた日本人(私も含め)に沢山の有益な情報を提供してくれました。

この「インターネットマガジン」のバックナンバーが、このほどPDFで、しかも無料で公開されました。

全ての記事というわけにはいかなかった様ですが、無料で公開というところに「日本で最初のインターネット総合雑誌」を創刊したインプレスの心意気のようなものを感じます。

各記事について語り始めると切りが無いのですが、懐かしいというか、通信インフラも乏しく、情報も無い田舎でインターネットという新しい世界を覗き込もうとしていた時に技術的にもホントお世話になったという感じです。

Web2.0という言葉がブレイクした年に廃刊となったというのもなんか感慨深いです。
そういう意味では、「INTERNET magazine 2.0」というネーミングはどうなんでしょう?

というわけで、下記のリンクで公開されています。

インターネットマガジン バックナンバーアーカイブ | All-in-One INTERNET magazine 2.0

目に付いた記事をいくつか上げると、

まずは95年4月のNo.4から 

[連載] BBSユーザーのためのインターネット入門 最終回 大手商用BBS のインターネットサービス比較

この頃は、インターネットに行く前にパソコン通信(BBS)からというのが普通でした。

NiftyServe(現@nifty)やASCII-NET、NECのPC-VAN、ASAHI-NET(朝日新聞系)、PEOPLE(IBM系?)などで、それぞれクローズドのネットワークで今のSNSに近いような感じでしょうか、掲示板とかフォーラムとか、最近やってるミニブログHaruなんかは、NIFTYの会議室の雰囲気に近いものがあります。

データのダウンロードもそれぞれのライブラリからが主流でした。

そんな中で、各BBSがインターネットへの接続サービスを始めて、それが一般的なインターネットへの入口となっていました。

そのサービスの比較記事ですが、私の場合これを読んで、インターネットのためだけに、それまでのNIFTYに加えてASAHI-NETへも加入してしまいました。

この記事の比較表にあるNIFTYのアクセスポイントの通信速度なんて、いま見るとホント涙が出るくらいのスピードです。
これでダイヤルアップなんかやってたら電話代がものすごい金額になります。
今のブロードバンドで動画配信なんてとんでもないですね。

もう一つだけ、今度は創刊号1994年10月号から

[その他] INTERNET YELLOWPAGES Volume 1: Music

これは、毎月いろんなジャンルのホームページが紹介されています。
イエローページというくらいですから、これをみていろんなサイトにアクセスしてました。
まだホームページ自体が少なく、今みたいにGoogleやYahoo!から検索してなんてことも出来ませんしたし、リンクをたどってたどり着けるページというのは限られていたので非常に貴重な情報源でした。

ちなみに、Yahoo(!が無い)が最初に出来たのが同じ年の1994年、Yahoo!として会社設立したのが1995年です。
下記で歴代Yahoo!のTOPページが見れます。

1994年から2006年までのYahoo!トップページの歴史 - GIGAZINE

そういうことで、とにかく貴重な情報源だったのですが、見てもらえば判るように、ここで紹介されているのは全て海外のページです。

当時は、日本のページというのはほとんどが大学やネットワーク系の企業でしたから、インターネットでネットサーフィン(もはや死語ですが)なんて言っても、見れるのは海外のページがほとんどでした。
まれに、日本のページがあっても、見て面白いもんでもなかったし・・・。

でも毎回少しずつ日本のページも増えていきますが、最初のうちはいつも数えるほどしか載ってなくて、海外は進んでるなぁと思ったものです。

そんなこんなで、あまりにも懐かしい記事が多かったので、長々と書いてしまいましたが、インターネットを始めた頃の好奇心・興奮というのを忘れないようにして今後も、老化防止に努める所存です。(笑)