我想説・・・

嘟嘟哝哝

2007年04月

謝謝!宮沢賢治

深センに日本の本を売っている書店があります。

病院に行ったついでに久々に寄ってきました。

そこで見つけた本。

謝々!宮沢賢治(朝日文庫)
まだ読みかけですが面白いです。

著者は私より4歳年上の中国人ですが、文化大革命末期から改革開放そして現在と、革命世代よりは後になりますが、現代中国の荒波を経験して今日に至る過程を、宮沢賢治(あるいはその研究)を軸にして綴っています。

著者が何度も触れているのですが、宮沢賢治が持つグローバル性というか国境や民族・文化を越えた普遍性が、宮沢賢治を軸にすることを可能にしているような気がします。

それはそうと、「誰でも知っている宮沢賢治」と言われても、まともに読んだのっていくつあったかなぁと考えてしまいます。

でも、宮沢賢治と現代中国って、面白い切り口だと思います。
宮沢賢治の宇宙と、グローバル化経済のブラックホール現代中国。

未来を考えるのに、宮沢賢治はすごく有用かもしれません。
そう考えると、宮沢賢治と同じ日本人(それも東北人)であることっていうのは、すっごく有利なんじゃないか?なんて思えてきます。

それと、著者が社会主義中国→超資本主義中国という歴史の流れの中で、つらく大変な思いも沢山しているのに、全てを肯定するところから書き始めているところは、とてもすがすがしく感じました。

いわゆる嫌中の人から見れば、毛沢東をも肯定的に評価しているところは許しがたいかもしれませんが、この著者のような中国人は、拝金主義に走る現代中国のトンデモ中国人の対極にあると思います。
こういう中国人の方も、目立たないだけで沢山居るのだろうなと思います。


余談ですが、著者の王敏さんは、私が在籍した某H大学で教授をしてたようです。相変わらずあの大学は、大学自体いい加減で、学生も勉強しませんが、昔からどういう訳か、こういう特色ある教員を沢山擁しています。
この点だけは、さすがと思ってしまいます。

さらに蛇足ですが、学生時代に歴史家の羽仁五郎さんと話していたときに、「私はこの大学はかなりいい大学だと思っています。」と言われ、その理由を聞いたら「歴史のある有名大学なのに、高級官僚や大企業の役員になる人が少ない。」と言ってました。(笑)

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「風の影」カルロス・ルイス・サフォン・・・「我看書」(楽天ブログ)からの転載です。

2007/01/05



香港SOGOの旭屋で購入。

書評でも取り上げられ結構評判になっていたらしいが知らなかった。
そもそも、最近は翻訳ものはほとんど読みません。(去年は「ダ・ヴィンチ・
コード」だけ)

昨日読み始めたばかりなのですが、また寝不足になりそうな予感が・・・。

今のところ、珍しく読み終えたらもう一度読もうかと思う小説みたいです。

写真集の現在・・・「我看書」(楽天ブログ)からの転載です。

2006/12/15

久々に香港で書店を物色。

今回は、いわゆる日本書店ではなくて尖沙咀のHarbour Cityにある「PageOne」という書店です。

趣味系・ART系の雑誌などが充実していて、日本の雑誌も結構置いてあります。

そんな中で見つけたのかコレ↓

STUDIO VOICE-写真集の現在

「STUDIO VOICE」の2007年1月号です。

昔は、「写真好き」といえばカメラマニアというイメージが強く、写真を見るのが好きというだけでは「写真好き」のうちには入れてもらえないような雰囲気がありました。

でも、東京に住むようになってからはギャラリーや写真展に行く機会も増えて、見るのが好きな「写真好き」としては結構充実していました。

田舎に戻ってからは、あまり写真を意識することもなくなっていたのですが、「月光浴」という写真集が出たあたりから、写真集で見るということが多くなりました。

何にもしなくていい休日に、ぼんやりと写真集をめくって過ごす時間というのもいいものです。

こちらに来てからは、写真集も手に取る機会が少なくなってしまいましたが、この特集をみると最近の日本の写真というのも面白そうだなぁという感じです。

今度は、 「PageOne」で写真集を物色しようかと思います。

私的には、「決定的瞬間」の「アンリ・カルティエ=ブレッソン」が好きなんですが・・・。

Europeans-アンリ・カルティエ=ブレッソン

 Europeans=Henri Cartier-Bresson

読み終えた本・・・「我看書」(楽天ブログ)からの転載です。

2006/11/01

先日の読みかけの本はそのままに、先に読み終わってしまった本です。

珍妃の井戸

三人の悪党〜きんぴか(1)

 

この二冊を読む間に、DVDで「ミッション・インポッシブル3」を観て、トム・クルーズが西塘を「走開!走開!」(zou3kai1 zou3kai1)と叫びながら走り回るのを観て喜んだりしているものだから、すっかり寝不足になってしまいました。

DVD M:i:III スペシャル・コレクターズ・エディション(2枚組) (11/17 発売予定)



レーニン「帝国主義論」・・・「我看書」(楽天ブログ)からの転載です。

2006/11/20





先日香港の旭屋で発見。20年ぶりぐらいで読んでいます。
岩波文庫、大月文庫、新日本文庫を読んだことがありましたが、この新しい翻訳はとても読みやすいです。(まだ途中ですが)

中身は、基本的に同じですが、グローバル化という新しい状況の中で、もう一度これを読み直すことで、今の世界を読み直すというのは、自分の頭の中を整理する意味でとても良いと思いながら読んでいます。

「資本主義の最高段階としての帝国主義」

レーニンの帝国主義論に、今のデータを使い、さらに現代中国を位置付けて誰か書いてくれないものかと思います。

ノートを取りながら読んだことのある数少ない本なので、頭の整理には本当に役立ちます。変な話ですが、読んでいると何故か頭がすっきりしてくる。 

 

秋の夜長・・・「我看書」(楽天ブログ)からの転載です。

2006/10/28

「秋の夜長」といっても季節感の無い深センですが、このところブログの更新もほとんどせずに、時間があれば本ばかり読んでいます。

まずは、読み終わった本から、

霞町物語

T.R.Y.

キャピタルダンス

リスク

今、読みかけの本は、

黄金を抱いて翔べ

C.H.E.(チェ)

世界史のなかの満洲帝国

グーグル・アマゾン化する社会

最近は、香港に出たり、日本に行ったりする機会が多く、読んでいる本があっても、買った本が面白そうだと、とりあえずそちらを先に読んでしまうので、いつも読みかけが何冊かある状態です。




最近読んだ本・・・「我看書」(楽天ブログ)からの転載です。

2006/10/05

先週日本から戻り、国慶節もあり仕入れてきた本を一気に読んでいます。
東京物語

この主人公は歳がひとつ違いで、東京の大学にいた時期もほぼおなじ、中退したのも同じ時期のようで、なんだか時間をトリップした気分になりました。
そういえば、日本に帰ったときに、大学時代のサークルOB会の案内が来ていました。
中退なのに、今でも連絡をくれるなんてなんて律儀ななどと思いながらも、きっと今の現役学生は、真面目なやつが多いんだろうななんて・・・。


李歐

中国が絡んだ話。
実は、高村薫は気になりながらも呼んだのはこれが初めて。
どうしてココまでディテールが書けるのかが不思議で、すごいと思った。
特に、金属加工品への執着は、自分が手にとっているような錯覚を起こさせる。
もの作りをしている者としては、すごく良くわかるのだが、これを書けるということに驚くと同時に、こういう風に書けたら中国人の作業者にもわかってもらえるのでは?などと考えた。


地下鉄(メトロ)に乗って

実は、浅田次郎も初めて読んだ。
こんなに面白いならもっと早く読むんだった。

中国にいると、読みたいと思った時に手に入れられないのが残念。

しばらくは、トマトブックスで高村薫と浅田次郎を漁ることになりそうだ。

「T.R.Y.北京詐劇」・・・「我看書」(楽天ブログ)からの転載です。

2006/9/20

ギャビン・ライアルを探していたのですが、香港では見つからないようです。

そんな中、昨日も香港に行く用事があり尖沙咀のトマトブックスによりました。
そこで見つけたのがコレです。

T.R.Y.北京詐劇(コンフィデンシャル)

香港ドルで168ドル、日本の定価の約1.5倍でしたが、ついつい買ってしまいました。

昨日の夜から読み始めましたが、300ページぐらいまで読んでしまいました。おかげで目がショボショボ+寝不足。

前作は読んでいませんが、織田裕二主演で映画化されたものをDVDで見ました。
そのせいで、読んでいても主人公の伊沢はどうしても織田裕二のイメージが離れません。

物語は、袁世凱を騙すというのがメインで、どうやって騙すかは最初の何ページかを読めば判ります。
でも、その後の騙すまでの過程の物語が、どうやって騙すかがわかっているだけに先へ先へと読み進ませてしまいます。

辛亥革命後の上海・北京が主な舞台になりますが、読んでいると今の上海・北京にもその面影が残っているのが判ります。

この小説は、定番の「コンゲーム小説」ですが、やっぱりこういうのが普通のミステリーよりも好きです。


ギャビン・ライアルが読みたい・・・「我看書」(楽天ブログ)からの転載です。

2006/8/29

ギャビン・ライアル
たぶん、一番有名なのは「深夜プラス1」だと思うのですが、私が好きなのはデビュー作の「ちがった空」。


ときどき、どーしても読みたくなる。

蘇州に置いてきちゃったんだよなー。

というか、いつもどこかに置いてきちゃうので、おそらく「ちがった空」は、たぶん7冊、その他の作品も3〜4冊ずつは買っていると思う。

ギャビン・ライアルは冒険小説ということになっているが、自分的にはハードボイルドだと思っています。

ということで、明日九龍のトマトブックスで探してこよう。

チーム・バチスタの栄光・・・「我看書」(楽天ブログ)からの転載です。

2006/8/21

香港の旭屋で「チームバチスタの栄光」という小説を発見。
早速買って帰る。

チーム・バチスタの栄光

この厚さなら3日ぐらいは楽しめるかなぁと思っていたら、二日で読んでしまった。

「バチスタ手術」というのが、このまえDVDで観た「医龍 Team Medical Dragon」とダブってしまい、どっちが先なのかわかんないけど、どっちも面白いからまあいいか?などと思ったことも忘れてイッキに読み終えてしまった。
医龍〜Team Medical Dragon〜DVD-BOX【PCBC-61089】=>20%OFF!医龍〜Team Medical Dragon〜DVD-BOX

最近は、本を読むという行為も、DVDを観るという行為も同じで、読んでいる間、観ている間が楽しいかどうかというのが、価値基準の全てになっている。

なんて思ったのだが、考えてみれば今に始まったことではない。
本も映画も大量に読み・観てきた割には、私にはウンチクというようなものもないし、音楽もいっぱい聞いて来た方だとは思うが何の知識も無ければ、聞いてきた音楽が「マニアック」といわれる割には、本人には「マニアック」な知識もない。

読書感想文を書くのはすごく苦手だった。考えてみれば当たり前で、それを書かせられる頃にはすでに何冊もの本を読み、とっくにその本のことは忘れているのだから・・・。

というわけで、今週の予定:本は『没有語言的生活』/東西、観る予定のDVDは、「瘋狂的石頭」(どちらも楽天には無し)と「パープル・バタフライ」(これは楽天にもあった)です。

チャン・ツィイー/仲村トオル/パープル・バタフライ
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