2006年06月
出張で日本に行ってきましたが、今回初めて広州の白雲空港を利用しました。
出発の時は、イミグレがゲートNo.で分割されているようで、上海のイミグレの混雑と比べると使いやすい感じがしました。
でも、帰りは出口までの歩く距離がメチャメチャ長くて、ちょっとうんざり。普通は荷物を受け取るところは横長なので、真ん中に出口があるのですが、白雲空港はイミグレを出てきた反対側の端が出口で、明らかにレイアウトが悪いと思います。
それから、空港でとても目に付いたのは、アラブ系の人と、フランス語を話す黒人の人たちが多いこと。
広州ってアラブ系とか北アフリカ(フランス系)の企業が多いのでしょうか?ひょっとして石油関係かなぁ?
出張で日本に行ってきました。
中国でのネット規制ということで、日本のメールが使えなくなったりということは聞いていましたが、今回日本に行ったら中国ドメイン(○○.com.cn)のメールが接続できません。フリーメールの21ch.comもダメでした。
POP3のポートが閉じられているのが原因と思うのですが、これって行きも帰りも閉じちゃうってことなんですね。(日本が中国に報復して110のポートに規制かけたりしたら、ネット戦争になっちゃいますね)
結局、Gmailに転送して受信するようにしましたが、中国人のひとが海外出張でこの状態だったら、仕事になんないんじゃないかなぁ?
というわけじゃないんですが、サイドバーにRSSプラグインを追加しました。
「chuugoku nettokisei 」をLivedoorで検索した結果のRSSを表示しています。
タイトルを「chuugoku nettokisei の検索結果」としたら、案の定ブログ自体を見ることが出来なくなりました。
プロキシ経由で確認するとOKなので、サーバーの問題ではありません。
タイトルを「検索結果を表示中」に変えたら、しばらくして見えるようになりました。
やっぱり「chuugoku nettokisei 」はNGワードなんですね。
英語ですが、Google.cnでのNGワードは下のページにリストアップされてました。
Google Blogoscoped「Censored Searches on Google.cn」
PS.この記事をアップしたら、また繋がらなくなりました。それで「chuugoku nettokisei」というようにローマ字に変えてみました。
しかし、本当にそんなことになっているのか疑問なのですが、というのは中国語や英語ならわかりますが、日本語のNGワードまで本当に規制しているのでしょうか?
そんなら、ハングルとかタガログ語とか、いったい何ヶ国語に対応しているのでしょうか?
さらにPS.やっぱりサイドバーのプラグインを削除しました。また見れなくなっちゃいました。
こんな記事を見つけました。
こういうのも「国家機密」だったなんて初めて知りました。
四川:川劇の「変面」技術が国外に流出 更新日: 2006-06-09 12:16:31(日本時間)
【成都9日新華網=苑堅 白潔】
10日の文化遺産デーを前に、中国の「国家2級機密」とされる四川省の伝統劇「川劇」の「変臉(変面)」の技術流出事件が中国国内で大論争となっている。
「変面」は先ごろ中国初の無形文化遺産保護リストに選ばれた川劇の妙技で、役者が一瞬のうちに面をすり替え、さまざまな顔に変化するというもの。
今回の事件について、「犯人捜し」を求める人や、この技術を今後も国家機密とすべきかといった疑問を投げかける人などが現れ、大きな波紋を呼んでいる。
「変面王」と呼ばれる川劇役者の王道正氏は、「一部の役者が無断で海外に技術を伝授した」と語り、怒りをあらわにした。一方、同じく著名な変面役者の彭登懐氏は今回の事件に対し、「変面はただの業界機密に過ぎない」と冷静な姿勢を保っている。同氏は「海外に技術を盗まれても、私達は芸術を守る。今最も必要なのは、この技術を発展させ、変面を世界に知ってもらうことだ」と語った。
現在、国内で変面技術を持つ役者は200名に満たないという。この事件によって中国の無形文化遺産保護に研究、保護、継承、発展など多くの問題が浮き彫りになった。最も早くから無形文化遺産保護を提唱している中国は、先ごろ正式に518件の無形文化遺産リストを公表した。国内の無形文化遺産は無数に存在し、これらの保護活動が急がれる。
四川省民族民間文化保護指導グループ弁公室の郭桂玲主任によると、引き続き省全域の調査を実施して、すでに消滅した文化遺産について記録に残し、今後の研究に役立てる予定だという。後継者不足に悩むものについては、特別措置を講じて伝承者の育成を強化し、後継者に恵まれ発展の見通しのあるものについては、その発展を奨励する構えだ。また同氏によると、彭氏は現在、主幹部門に対し「変面技術研究協会」の設立を申請中で、芸術指導クラスや講座開設などによって、全国の変面上演市場や役者の道徳意識と演技技術を規範化したいと考えているという。
(新華通信ネットから引用)
なんでもパクッちゃうのが得意で、おおよそ「秘伝」とか「元祖」なんて全部「假的」が当たり前の中国で、こういうのが問題になるっていうのは、やっぱり「国家機密」だからでしょうか?
だったら全部「国家機密」にしちゃえばいいのにって思っちゃいますね。
でも、テレビや映画でしか見たこと無いけど、あの「変面」というのは確かにすごい「技」だと思います。
昨日の記事で、国境なき記者団の声明にケチつけましたが、でもネット規制がバージョンアップしているのは間違いないようです。
というか、昨日アップした記事を見ようとすると途中で遮断されてしまいます。そしてその後しばらくは、他の記事にもアクセスできなくなってしまいます。(数分後に解除)
いろいろ試してみましたが、おそらくは中国政府による規制に引っかかっているのだろうと思われます。
今の状態ではTorを使うとちゃんと見れます。ためしにタイトルも変えて「中国 ネット 規制」をはずしてみましたが同じでした。
そして、閲覧だけではなくて管理ページから再編集しようとしても同じように規制がかかります。
同じ記事を「はてな」http://d.hatena.ne.jp/toff/にもアップしたところやっぱり同じような状態でした。やはりしばらくは管理ページにも繋がらなくなります。
でも、その状態で別アカウントにすると、そちらの管理ページは繋がります。別アカウントで記事にアクセスすると繋がりません。
あと、Yahoo JAPANのブログは同じ記事をアップしても何故かOKです。(今のところ)
それから、Google ReaderやLivedoor ReaderのようなWeb上のRSSリーダーでは、記事本文を読むことが出来ます。
Becky!のBlogReaderプラグインやFirefoxのアドオン「Sage」でも読むことが出来ます。
ということは、RSSやATOMは大丈夫ということのようです。
なんだか、アメリカのミサイルがピンポイント攻撃で、どこかの人を狙っていたのと似ているような感じ?
こんなこと書いていると、この記事も見れなくなるかなぁ?
今日ネット上のニュースでは、以下のような報道がされています。他にも同じ内容の報道があるようですが、これって本当でしょうか?
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「中国が検閲強化、Google.comへのアクセス不能に」(ITmedia
NEWSより引用)
国境なき記者団によれば、中国でGoogle.comの検索が利用できなくなり、検閲回避ソフトも機能しなく
なった。当局が過去最高のレベルで検閲を強化している模様。
(2006年06月08日 08時08分
更新)
Google.comの検索が中国のほぼ全土で利用できなくなったとして、非政府組織の国境なき記者団
が、中国での検閲を糾弾する声明を発表した。
国境なき記者団によれば、過去数週間で中国の主要都市から
Google.comへのアクセスが難しくなり、5月31日にはGoogle検索にまったくアクセスできなくなった。その後徐々にGoogle
NewsとGoogle
Mailも遮断されているという。一方、中国政府の検閲を受けているGoogle.cnは現在でもアクセス可能。
<
br> 検閲を回避するために米国で開発されたソフトも、当局が設置したファイアウォールに阻まれてうまく機能しなくなったという。こうしたソフト
の妨害は過去最高のレベルに達し、当局が遮断のために相当のハードとソフトをつぎ込んでいる模様だと報告している。
<
br> 「1月に検閲版が立ち上げられた後、Google.comが徐々に追いやられることは分かり切っていた。Googleもほかの西欧企業に追
随して、中国のオンライン検閲に従った」と国境なき記者団は批判している。
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でも、今のところ
深センからは、Google.comもアクセスできるし、G-mailも問題なく使えています。Google Calendar、Google
Reader、Google
Earth、Notebook、Spreadsheetsなどのサービスも大丈夫です。
「5月31日には
Google検索にまったくアクセスできなくなった。」(原文=The search engine was totally
unaccessible throughout the country on 31 May.
)なんてこともありません。
それに、Tor+PrivoxyではWikiやYahoo香港やYahoo台湾にも
ちゃんとアクセスできます。
ISPはChinaTelecomとCNCですが、どちらもOKです。
出来なくなっ
たのは、「Dynapass, Ultrasurf, Freegate and Garden
Networks」の四つみたいです。
中国政府がネット規制をやっているのは事実で、それを批判するのはいいの
ですが、中国政府を批判するために事実とは違う(あるいは調査不足の)内容を公表するのは、言っちゃ悪いけど中国政府と同じになってしまうのではないで
しょうか?
国境なき記者団の活動には賛同しますが、それだけに残念な気がします。
<
br>正当な批判をするには、正確な情報と十分な調査が必要と思うのですが・・・。
なお、<
font size="4">国境なき記者団による英文は下記にあります。
元々の原文は中
国語で「无国界」という記者がは書いたことになっていますが、この内容がはっきり言って怪しいと思います。
英文:Google.com blocked as vice tightens on Chinese
Internet users
※当然ながら中国からは普通にはアクセスできません。
中文はPDFです。(これも中国からは普通には見れません)
ちょっと面白いサイトを見つけました。
ブクログ -WEB本棚サービス-
「本棚」見た目がいいです。とくに「表紙ビュー」という表示にするといい感じです。
ブログといえばブログですが、まだコメントやトラックバックが付けられません。
早速登録して、とりあえず部屋にある日本語の書籍を全て並べてみました。
「toffの本棚」
開発途中という感じで、これからどうなるのか楽しみです。
tuwu
最近、時間が有効に使えていない。
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